SPDシューズおすすめ5選|用途別の選び方と人気モデル徹底比較

SPDシューズとは?初心者にもおすすめの理由
SPD(Shimano Pedaling Dynamics)シューズは、シマノが開発した2穴クリートシステムを採用したサイクリングシューズです。ロードバイク用の3穴SPD-SLと比べて、歩きやすさと走行性能を両立しているのが最大の特徴です。
SPDシューズの3つのメリット
1. 歩きやすい: クリートがソールに埋め込まれているため、普通の靴に近い感覚で歩けます。コンビニ休憩や観光地での散策も快適です。
2. 着脱が簡単: SPD-SLより軽い力で脱着できるため、初心者でも安心。信号待ちでの立ちゴケリスクを軽減します。
3. 用途が広い: 通勤、ツーリング、グラベル、MTBなど、幅広いシーンで活躍します。
用途別おすすめSPDシューズ5選
1. SH-RX600 - グラベル・ロングライド向け

グラベルライドやロングツーリングに最適なモデル。適度な剛性と快適性のバランスが秀逸で、長時間のライドでも疲れにくい設計です。BOAダイヤルによる微調整が可能で、ライド中のフィット感調整も簡単。歩行性能も高く、カフェストップやフォトスポットでの散策も快適です。
2. SH-RX801 - ハイパフォーマンスグラベル向け

SH-RX600の上位モデル。より高い剛性とフィット感を実現し、競技志向のグラベルライダーに最適です。カーボンコンポジットソールでペダリング効率を最大化しながら、自転車を降りた際の歩行性も確保。長距離レースやハードなグラベルライドに対応する本格派モデルです。
3. SH-EX700 - ツーリング・エクスプローラー向け

快適性を最優先したツーリング専用モデル。柔軟性のあるソールで歩行時の快適性が抜群。バイクパッキングや長距離ツーリングで、自転車を降りての行動が多い方に最適です。通気性も良好で、夏場のロングライドでも蒸れにくい構造になっています。
4. SH-XC302 - 通勤ライド~クロスカントリー・レース向け

クロスカントリーレースやシクロクロスにも対応する軽量モデル。また、レースまでは挑戦しないカジュアルライドや通勤ライドを楽しむサイクリストにもおすすめで、BOAダイヤルによる確実なフィット感調整が可能です。高い剛性でペダリング効率を最大化しながら、オフバイクでの担ぎや走りにも対応。レースシーンで求められるパフォーマンスと機能性を両立したシューズです。
5. SH-EX300 - エントリーツーリング向け

ツーリングやポタリングに最適なエントリーモデル。手頃な価格ながら、歩行性能と走行性能をバランス良く備えています。初めてSPDシューズを使う方や、週末のサイクリングを楽しむライダーにおすすめ。カジュアルなデザインで、自転車を降りた後も違和感なく過ごせます。
用途別比較表
| 用途 | おすすめモデル | 特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| グラベル・ロングライド | SH-RX600 | 剛性と快適性のバランス | ミドル |
| ハイパフォーマンスグラベル | SH-RX801 | 高剛性・競技志向 | ハイエンド |
| ツーリング | SH-EX700 | 歩行性能重視 | ミドル |
| クロスカントリー・レース・カジュアルライド | SH-XC302 | 軽量・高剛性 | ミドル |
| エントリーツーリング | SH-EX300 | コストパフォーマンス | エントリー |
SPDシューズ選びの3つのポイント
1. 用途を明確にする
ロードバイクでのロングライド、グラベルライド、ツーリング、クロスカントリーレースなど、主な使用シーンを考えましょう。用途によって必要な剛性や歩行性能が変わります。
2. ソールの剛性をチェック
レースやスポーツライドなら高剛性、ツーリングや通勤なら適度な柔軟性があるモデルがおすすめです。剛性が高いほどペダリング効率は上がりますが、歩行時の快適性は下がります。
3. サイズ選びは慎重に
SPDシューズはタイトな設計のため、実際の足長(かかとからつま先までの長さ)より0.5〜1cm程度大きめを選ぶのが一般的です。厚手のソックスを履く場合や、長時間ライドでの足のむくみも考慮しましょう。オンラインストアではフィッティングプログラムを活用して、自宅でじっくり試着するのがおすすめです。
SPDクリートの選び方
SPDシューズ対応するクリートは3種類あります。
SM-SH51(シングルリリース): 固定力が強く、ペダリング効率重視。スポーツライド向け。
SM-SH56(マルチリリース): 着脱が簡単で、初心者や街乗り向け。横方向にも外れやすい設計。
CL-MT001(マルチエントリー/シングルリリース): 従来の「SH51」クリートはつま先から嵌める必要がありますが、「CL-MT001」は以下のような複数の装着方法に対応します。※外す際はかかとを外側にひねった場合にのみ外れます。
- つま先 → かかと
- かかと → つま先
- 真上から踏み込むだけで装着可能
初めてSPDシューズを使う方は、まずCL-MT001かSM-SH56から始めることをおすすめします。
まとめ
SPDシューズは歩きやすさとペダリング効率を両立した万能なビンディングシューズです。通勤からレースまで、幅広い用途に対応できるのが魅力。自分のライディングスタイルに合ったモデルを選んで、より快適で効率的なサイクリングライフを楽しみましょう。
各モデルの詳細は商品ページでご確認いただけます。サイズ選びに不安がある方は、フィッティングプログラムのご利用をおすすめします。